アイガプロは、専門の代行経験者からなる専門集団です。
相続人がどこにいるか分からない。 相続財産が全部分からない。 相続人、相続財産の調査をしたい。 相続人関係説明図、家系図を作りたい さまざま調査いたします。 |
ある日、夫が病気で死亡したので相続人や相続財産を調べてほしいと依頼があった。
依頼人は、その亡くなった方の後妻だった。
亡くなった被相続人とその後妻は、結婚当初は仲がよかったが、次第に関係がこじれて、男性の方が
他に女性を作って出て行ってしまったとのことだった。
男性は、海外への出張も多く、死んだ時に、どこに口座を持っているかもわからない状況にあった。
調査をしても、財産が出てこないかもしれない可能性もあった。
賢い男性であれば、相続のことを考えて、名義を本人名義にしていなかったり、海外口座を隠しもって
財産を隠ぺいしていることもあるからである。
また、相続人についても、前妻の子のいれば、後妻の子もおり、かつ、その後交際した女性との間に
子どもが出来ているかもしれない。現在の相続関係がどのようになっているかを調査する必要もあった。
このように、このようなことばかりではなく、これから団塊の世代が老人となり、相続が始まる時代が
生じてくる。相続については、思いもよらない事態が生じてくることが多くなるだろう。
血は水より濃いとはいうが、相続は、その血縁すら壊してしまいかねない。お金は、血よりも濃いということか。
相続は、その人間の本性が垣間見える一面である。
20××年×月×日